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​こんなところまで見つけてしまうなんてあなたはとっても運がいいですね!

​物語の真実をどうぞお楽しみください

You are very lucky to have found such a place!

Unfortunately, there is nothing here yet at the moment.

 ⚠ ここから先はネタバレやストーリーの真相が書かれています。

​これから先漫画やイラスト、動画などでにおわせていくことではありますが手っ取り早く内容を知りたいという方はどうぞお進みください。そうでない方は今のうちに引き返すことをお勧めします

 

また、メタ的なことを申しますとまだ構想が確定しているわけではないため今後この真相はいくらでも変わりうるということのご理解をお願いいたします

​また、真相の変更があった際はそれ以前の設定は無かったことになります

 ⚠ The rest of this section contains spoilers and the truth of the story. 

If you want to know the story as quickly as possible, please go ahead. If you want to know what's going on, please go ahead, but if you don't, we recommend you turn back now!

Also, on a meta note, please understand that the concept has not yet been finalised, so the truth of the matter can change at any time in the future.

​簡潔に申し上げますと、このセカイは一人の青年によって作られたのです

青年、といえば察しのいい方はお気づきかもしれません

そう、その青年はヨミといいます

​あの泣き虫で臆病な青年こそがこのセカイを作った創造主なのです

とはいえ、ヨミが人間であるということもまた事実です

ヨミを創造主…いわばこのセカイの神たらしめたのには...そうですね、ここでは仮に悪魔とでも呼びましょうか、

ヨミをこのセカイの神たらしめたのにはとある悪魔が起因しているのです

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悪魔の名をプラウダといいます

名前を持つ悪魔というのは非常に珍しいといえましょう

悪魔は基本名を持ちませんので

多くの悪魔に言えたことですがその中でも彼は特に探究心や好奇心が強いたちでありました

彼はあらゆる物事へその好奇心を向けていましたが、そんな中ある一人の人間に興味を持ちました。

気に入ったという方が正しいかもしれません

 

 

ヨミには友人がおりました、それは幼いころから、いつの間にかそばにいました

それは自身によく似た姿をした人間ではない何かでした

夢の中でそれはいつでもヨミを守ってくれました

​しかし、それはあくまで夢の話で現実世界でそれが力を持つことはありませんでした

いつしかヨミはいつも苦しみから逃げるように夢の中に逃げ込むようになりました

そんな現実逃避を繰り返していくうちにその夢は徐々に形を持ち始めました

ヨミにはもともと”創造をする素質”があったのかもしれません

とはいえ、この段階ではまだ世界と呼ぶにはふさわしくない…単なる夢、空想の域を出ないものでした

それでも現実にいるよりはこの夢の世界に身を置く方がヨミにとっては心地良かったに違いありません

自分のための世界、事象、人物たち...

空想はより明確な姿をなしていきました

ヨミの創造性や”弱さ”、願いがプラウダを引き寄せたのでしょう

余談ですがこの時点で既に姿や意志を持ち始めた住人もいたりはするのです、それまた”別のところ”でお話致しましょう​

プラウダはその空想に、夢にさらに手を加えることにしたのです。

皆様は世界五分前仮説、というものをご存じでしょうか?

簡単に言えばこの世界が実は5分前に始まったものかもしれないという仮説です

もし仮に五分前に世界が創られ、始まったのだとしてもその世界に住む住人はきっと気づきもしないでしょう...全員ではありませんがね

今に至る過去も歴史も意識もすべてが五分前から存在するように作られているのですから

まあこのセカイは明確に何分前ちょうどに作られた、というわけではありません

朧気だった空想が徐々にその存在を確固たるものにした結果なわけですから

さて話を戻しましょう、

プラウダはヨミの空想の世界に手を加えることにしたわけです

現実でのヨミは夢にすがるため睡眠薬を常用していました

その薬にちょっとした効果を与えたのです

それはヨミが夢の世界に浸るたび、ヨミ自身を核として確立したセカイが出来上がっていくというものでした

ヨミの望み、記憶、願い、それらを軸としてセカイはどんどんと形作られていきました

​夢を基にしたセカイは不可思議で不規則でしたがヨミの願いには従順でした

​ヨミはそんなセカイにどんどん傾倒していきました

あのセカイへ行きたい、あのセカイで暮らしたい、あのセカイに永遠に留まりたい

現実のすべての苦痛から逃げ出したいと

覚めない夢に身を投じるべく、ヨミは全ての薬を飲み干し...

そしてセカイがヨミを、ヨミの夢の世界を核として確立されたのです

ただし、そこで終わりではありません

プラウダはヨミに人格、元の世界があったような…?という朧げな記憶とそこでの常識、自身の名前、これらを残してそのほかの記憶のすべてを抜き去りました

それは■■■とのゲームのような、一種の賭け事のようなものでした

ヨミの真意とは関係なく■■■はヨミが永遠にこのセカイにいることを望みました、プラウダはそれに興味を持ったのです

 

記憶を失ったヨミは果たしてどのような行動をとるのか

自身が望んだそのセカイにこのまま依存していくのか、それとも元の世界へ戻ることを望むのか

もし仮に元の世界へ戻る選択をしたとして、記憶がすべて戻ったとしてもその決意は変わらないのか

余談とはなりますがこのセカイがヨミの空想や夢から生まれたものということはヨミの心とも強い結びつきがあるといえます

つまりはこのセカイの中には深層心理から生まれた者たちも存在するわけです

そういった者たちはセカイの真実に気付いているのがほとんどです

ヨミの願いに基づいた行動をすることが多いことも特徴の一つです

まあ人間の願いなんて普通いくつもありますし矛盾なんていくらでもしますからね

このセカイに永遠に留まりたいという願いに沿った誘惑的な行動をする者もいれば

…もし仮にヨミが心の奥底では現実で生きることを望んでいたのであればそれに伴った行動をするものもあるのでしょう

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それではまた話を戻しまして...要するに、ですが

いわばこのセカイは彼...プラウダの実験場であり、ヨミの望みと■■■の望みが生みだした限りなく広大な箱庭なのです

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現在、ヨミの現実の体は極めて不安定な状態にあります

現実世界とセカイでは時間の流れは一致していない…というより世界で流れる時間は現実での一瞬にも満ちません

が、それでもヨミが現実を否定しセカイにとどまることを選ぶのであれば意志を失った体はきっと朽ちてしまうことでしょう

ああ、ご安心を、セカイにいるヨミが消えてしまうことはありませんよ

セカイはヨミの精神世界のようなものなのですから、精神はセカイにとどまり続けます

もしかしたらその方がいいといえばいいのかもしれません

ですがもしヨミがすべてを知ったうえで現実に帰るというのであれば、前に進むというのであればきっとまだ間に合うでしょう

プラウダはその選択を見届けるのが目的なのですから現実の体もきっと何とかなるでしょう

ただ核を失ったセカイがどうなるかはわかりません

それもまたヨミの選択次第なのでしょう

どっちが幸せなのか、それは一概に言えることではございません

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さて、ここまで長話にお付き合いいただきありがとうございました

此処ではセカイの成り立ち、真相についてお話しましたが、実はキャラクターたちの真実についてお話している場所もあるのです

もしご興味あれば探してみてください​

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...私ですか?この場において私は単なるナレーターですよ

世界の住人でもなければ、ヨミのような神を模した存在でもなければ、プラウダのような悪魔でも…​いえ、ある意味彼とは近しいかもしれませんが

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世界を創造し、観測するという意味では私こそが創造主…神といっても過言ではないかもしれませんね?

私にかかれば世界を捻じ曲げるも筋書きを書き換えるのも可能ですからね、ははは​

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あぁ、もちろん冗談ですよ、そんなことは致しません​

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前述したとおり私は単なるナレーター...

いえ、

興味深い物事を皆様の代わりに観察しお伝えする役割を担う

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いわば代理人なのですから

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それではお気をつけてお帰りください

どこかに迷い込まないように、あるいは...

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ナニカに目を付けられないように

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